フランスで毎年10月の第3週に行われている味覚の教育活動「味覚の1週間」
当会は江戸川区の公立小学校にGO!
事務局も見学で参加致しました!
使用食材をロイヤルパークホテルさんが事前に用意くださり、講師は飯村功さん・村田眞吾さん・藤田芳幸事務局長の3名がそれぞれのクラスに分かれ、4人で1グループの体験型レッスンを行います
(ボランティア活動ですので食材費のみ当会負担)
今回は味蕾みらいが発達段階にある小学3年生が対象です
給食担当の先生から各教室のアレルギーの生徒のチェック
食材を準備します
酢
砂糖
マカロン、サバトンオレンジラメル、コルニッション、アンチョビ
これは元々フランスで始まり、五感(視覚・触覚・嗅覚・味覚・聴覚)を活用しながら「塩味」「酸味」「苦味」「甘味」「うま味」について子供たちの理解と関心を促すことを目的としています。
例えば、酢を配って「これは何ですか?」「どんな感じがしますか?」
「この味を知っていますか?」「舐めていないのに何故酢だと分かったの?」のシェフの質問に
「ツンとするー」「ウェェーーー😨❕」「餃子を食べた時に使った」などの答えが返ってきます
シェフが聞きます「何に入ってましたか?」
生徒:ラーメン、餃子、寿司
シェフ:酢を入れると消化が良くなるんですよ⤴
ビターチョコの反応は、「チョコだー‼」と喜ぶ生徒たちに大きなショックが?と思いましたが、酢を味見した後なので苦味は感じなかったみたいです
マカロン
シェフ:甘い以外に感じたことはありますか?
生徒:酸っぱい味も感じる
シェフ:「苦い」「甘い」「酸っぱい」それを感じることが味覚なんです
乾燥レーズンは匂いが無いので左手で鼻をつまんで右手で食べ、途中で手を放すとぶどうの香りがしてきます。
味覚とは違うけれど「香り」も美味しくいただく要素の一つです
どのクラスの子供もシェフの話をとても興味深げに聞き、
色々な食材に元気よく様々な反応してくれました
レッスン後 教室で給食を生徒さん達と一緒にいただきました
彼らは私にとても気を使って沢山の質問を投げかけてくれます
先生は嫌いな食べ物はあった?その時はどうしたの?
の質問に、「私の家は好き嫌いが許されなくて、『嫌い』って言うと次に2倍の量が出されたから言えなくなったの。でもそのお陰で嫌いなものはないわ」
と言った時の生徒さん達の青ざめた表情!
大人にも苦手なモノの『2倍』は恐怖の世界ですよねー(笑)
私がお邪魔したクラスの担任の先生は、給食を楽しく残さず食べることを生徒たちに勧めるため、素敵な工夫をしていました。
一通り食べ終わる頃に、給食当番が残った料理の鍋を持って各グループに声を掛けます。
先生もみんなの席に行って「全部食べられたねー」「おかわりする?」等々声をかけて周り、積極的な子供は自分のお皿を持って席を離れます。
私の席の班長さんも、私にもおかわりを奨めてくれたのでレバーとナッツの中華揚げをおかわり!
からし和えも味噌汁もとても美味しい給食でした(#^^#)
介助が必要だと伺っていた生徒さんも授業に積極的に参加している姿を見て、どの子供も食には興味があることを嬉しく思いました
本日のキーワード
≪食べ物には5つの味がさまざまに混ざり合って美味しい味になっている≫
次回はバインダーを用意して取材したいと思います(^^)/