先日インドの一流のシタール奏者二ラードリ・クマール氏と、タブラのヤシュワント・バイシュナウ氏の公演を東京の曳舟文化センターで聴いたときの話。
ホワイエも客席も70パーセントが茶褐色の肌の方々で、日本じゃないような感じ(#^^#)
使用楽器はシタール、タブラ、キーボード、ドラム、ジャンベ。
聞きやすいメロディーで、シタールのチョーキングがなければ日本の歌謡曲のようでもあります。
そして、音楽の構成とバランスがいい!
メンバーは4人なのに、濃密な内容。
全員のリズム感が素晴らしく、また長い時間16分音符をメトロノームのように正しくよどみなく奏でる様は圧巻でした!
キーボードとシタールがユニゾンで速いテンポを重ねて厚みを出しているところは、まるで1つの楽器・シタールだけで演奏しているよう!!
そしてタブラをあれだけの量を叩いているにも関わらず存在が誇張されず、音楽全体の強弱などのニュアンスを見事に作り出していました!!!
タブラはよどみなく流れる水の音、シタールは心の声、ドラムは心臓の音。
奥入瀬渓流のようなマイナスイオン溢れる素晴らしい一夜に、インドに行ってみたい気持ちが芽生えたのは言うまでもありません♡
留言